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アルカディア号製作記(髑髏の旗の下に)

作成:2004年07月10日
更新:2004年07月10日
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船体製作の準備

 そろそろ船体を作らなければとは思うが、ある程度の準備は必要。アルカディア号の船体は滑らかな曲面で作られている。ブロックに分けられた船体を滑らかな曲面でつなぐには、一気に作業しなければならない。そのためには、細かい作業で中断していては無理というもの。

 ということで、船体作りのときに手間取りそうな、あちこちにあるスリットやらスジボリを先に済ませておく。どちらも、船体ができてからだと作業しにくい上に失敗できないもの。先に済ませておけば、気分も楽になるというものだ。

 まずは、松本メカにはありがちな細い溝が3本並んだスリット。絵では短い線を3本並べて描いているだけで、大きさから考えるとスジボリが妥当なところかもしれない。しかし、スジボリだと目立たないので、だいだい幅0.2mmで長さ0.5〜1mmほどに開口している。

 

 このスリットは、プラ板に手製のノミのような工具でスリットの幅で2箇所に貫通させ、間の部分をカッターナイフの刃先で押し出すようにして抜いて開口する。開口したら、開口部の幅と長さ、それに角の部分をカッターナイフの刃先で仕上げる。

 というと簡単なようだが、スリットを3つ平行に、できるだけ狭い間隔で等間隔に開口するから、1つ作るのも大変だが、2つ目からはさらに慎重に作業しなければならないから苦労する。だいだい、スリットをひととおり作るのに1時間はかかる。

 

 それでも、スリットの形がおかしかったり、スリットとスリットの間隔が一定でなかったり平行でなかったりと失敗もある。失敗したら、また、最初から作り直しで、うまくいったものだけ使う。当然、失敗したスリットだらけのプラ板の方が多い。

 次に船体中央にあるハッチのようなものが4つ並んだパターン。これはもう、スジボリでいいだろう。ただ、外板に直接スジボリするとなると、けっこう上甲板の境ぎりぎりの位置にあるから、かなり正確な位置にスジボリしなければならない。

 

 しかし、アルカディア号の船体は曲面だらけで、正確に位置を決めるのは難しい。そこで、スジボリの部分だけ別に作って、船体に貼り終えた外板から、この部分だけ切り離して貼り直すことにする。これなら位置は正確に決められる。

 そして、船体中央から前よりの段差部分にある、四角い凹みの中に丸いものが4つ並んだパターン。同じようなパターンは艦橋後部にもある。これは、スジボリでいいかと思ったが、スジボリだと四角い凹みが、単なる四角い枠になってしまう。

 

 かといって、四角い凹みを作ろうと思うと、外板に開口する他ないが、これでは、中の丸いものが付けられない。そこで、このパターンの大きさのプラ板に、四角い凹みができるようにプラ板で囲みを作り、その中に延ばしプラ棒を切って入れたものを用意した。

 艦橋後部の方は、開口したところへ、ほんの少し枠が飛び出るように接着する。船体の方も、外板に開口して、できるだけ面を合わせて接着して、外板と段差がないように削るつもりだ。後で楽なようにと思っていたが、これはこれで、面倒な手間を増やしたかもしれない。

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(C)Alester,2004/07/10