アルカディア号製作記(髑髏の旗の下に)

作成:2004年07月03日
更新:2004年07月03日
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メインエンジン その2

 メインエンジンの製作は、思いのほかはかどっている。パーツとしては船体に次ぐ大きさ。細かい作業もなく、ほとんどプラ板の切り貼りだけ。キャビンのパーツと比べれば楽なもの。どんどん形になっていくのは、作っていて楽しいものだ。

 先端からノズルまでの外板が揃ったところで、つなぎ目が斜めになったり、左右でずれたりしないよう、それぞれをすり合わせておく。ここは、慎重なヤスリがけが必要で神経を使う。ブロックに分けて作ると、こういうところが面倒だ。

 

 すり合わせが終わったところで、メインエンジン前方の下側とノズルの付け根部分の外周にあるスリットを入れる。これは、丸めた状態の外板に、端からを糸ノコで切り込んで入れる。ブロックに分けているから、ここは簡単にできてしまう。

 スリットを入れ終わったら、つなぎ目の断面のプラ板に、スリットがかかるところだけ切り欠きを入れておく。ここでスリットが塞がらないようにするためだ。スリットの処理が終わったら、ノズル以外の外板を、さっさとつなぎ合わせてしまう。先端の外板も巻きつけて接着する。

 

 そして、今回は外板を丸めて重ねて接着したので、重ねた部分を平らに均しておく。とくに、ノズル部分は噴射口の縁が見えるので、重なった部分の厚みが分からなくなるまで丁寧にヤスリがけしておく。他の外板は見えないところなので、ほどほどで済ませている。

 ところで、メインエンジンを横から見ると、先端から太くなっていき、真ん中を過ぎたあたりから噴射口に向かって徐々に絞り込む。しかし、ノズルの部分は、根元からあまり径が変わっていない。メインエンジン全体をつないだ状態で見ると、よく分かるだろう。

 

 ノズル部分の内側には、いつものようにスジボリの入ったプラ板を入れる。すると、噴射口の縁の部分の厚みが増す。そこで、厚みが増した分を削って薄くすると、ノズルそのものも徐々に細くなっていく。そのために、最初から太くしている。

 その点、ヤマトやアンドロメダの場合はというと、ノズルの外側がパネルになっていて、パネルの部分の厚みが増すだけで、全体が厚ぼったく見えない。しかし、アルカディア号ではパネルがなく、単純に噴射口の厚みが増してしまうので、こういう細工が必要だ。

 

 それに、内側に入れるスジボリ入りのプラ板は接着するところをノズルの合わせ目とずらしている。こうすると、内側と外側で合わせ目の曲げが打ち消しあって円に近くなる。さらに、根元に丸く切ったプラ板を接着することで円に近い形を保つようにする。

 とはいったものの、画像を見れば分かるが、けっこう歪んだ状態になっている。これは、ヤマトやアンドロメダも同じで、最初はこんな具合だ。それが、完成するころには、ちょうどいい感じの円に近くなる。プラスチックのような弾性材料は、ゆっくりと変形していくものなのだ。

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(C)Alester,2004/07/03