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旗艦アンドロメダ製作記

作成:2003年05月25日
更新:2003年05月25日
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完成。。。

 

 塗装もすべて終わり、あとは組み立てるだけだ。すでに、ほとんどのパーツは組み立て済みで、手間のかかりそうなところといえば、主砲の配置と砲身の取り付けくらいのもの。とくに問題になるところはない。その気になれば、1日で組み立て終わるかもしれない。

 問題があるとすれば、水性アクリル塗料の乾燥が遅いことだ。表面は2時間ほどで手につかない程度には乾く。ちょっと触るくらいならいいが、しっかりと持って作業するわけにはいかない。作業するには、中まで乾くのを待たなければならない。

 ところが、中まで乾くまでが長い。1週間やそこらでは安心できない。ふと、ヤマトのときの失敗が思い出される。もう、すっかり乾いていると思って、脱脂綿で包んで運んだら、脱脂綿の跡と繊維がしっかりと残った。とにかく、下手に手を出せない。

 だからといって、何もしないで眺めるだけの日々を過すのも疲れる。そこで、今回は乾き具合が分かるようにプラ板の切れ端にも塗料を塗っておいた。塗料の量や厚みなど船体と同じ条件とはいかないが、ある程度の目安にはなるだろう。

 指で押さえても指紋が付かず、爪で立てても跡が残らない。こういう状態になれば組立作業もできる。プラ板の切れ端の方は大丈夫なようだが、パーツや、とくに船体は不安があるが、とにかく組み立てを始めることにした。

 

 まずは、艦橋の横に付くパルスレーザーを組み立てる。銃身は延ばしプラ棒を黒鉄色で塗ったもの。これを、パルスレーザーの溝に適当な角度で差し込み瞬間接着剤で固定する。作り方はヤマトのときと同じだ。数も左右に1個ずつだから楽なもの。

 次に司令室をレーダーの間にはめ込む。ここは、単にはめ込むだけと思ったのだが、けっこうきつい。無理に入れようとするとレーダーの間が広がって隙間ができそうだ。レーダーの間は、塗膜の厚さを考えて、司令室が軽くはまるようにしておいたはず。

 思ったより厚塗りして塗膜が厚かったのだろうか。まあ、筆塗で塗料の濃さもいい加減に塗っているから、厚塗りの傾向があるのは認める。それに、塗膜の厚みが正確に分かっているわけではない。このくらいだろうという適当なものだ。

 しかも、黄色の塗料は厚めに塗っておかないと下の色が透けてしまう。薄い色や明るい色は、どうしても厚塗りになる。塗料の色によって塗膜の厚みも考えなければならなかったのだろうか。しかし、それほど厚塗りはしていないはず。

 

 いろいろ考えてみたが、これほどきつくなるのは納得がいかない。と思っていたら、司令室だけでなくレーダーの内側も塗装している。ということは、塗膜の厚みは2倍で考えなければならなかった。それなら、はまらないのも納得がいく。

 しかし、納得したからといって、司令室がはまるわけではない。レーダーの付け根の部分の塗料をカッターナイフで削り取る。こうして、なんとかはめ込むことができた。多少無理やりなところはあるが、きっちりはまっているから一体のパーツのように見える。

 そして、艦橋をすべて組み立てる。第一艦橋の上に第二艦橋から上の部分を載せて、前後左右の位置を決める。左右の位置は対称にすればいいから悩むことはない。前後の位置は、微妙に前寄りにした方が安定感が出る。ちょうどいい位置で接着する。

 その後で、パルスレーザーを艦橋の左右に取り付ける。パルスレーザー本体の色が違っているのは、ここだけ最初に塗ったライトブルーのままだからだ。それほど目立たないと思っていたが、そうでもなかったようで、色の違いが明らかだ。

 

 次に主砲の組み立てだが、それぞれの砲塔に砲身を差し込んで接着するだけでは済まない。仮組みのときに分かっていたことだが、主砲と艦橋の位置は、かなり気をつけないと取り付けできなくなる。だから、砲身も下手をすると干渉してしまう。

 ヤマトのときも艦橋周りは苦労した。とくに、艦橋の後ろが密集して取り付けや砲身が干渉しないよう図面から書き直して配置を調整した。同じ間違いを繰り返しているといえなくもないが、このサイズで手作りとなると寸法どおり正確には作れないから止むを得ないことだ。

 正確でないといっても、コンマ何mmとかの違いでしかない。それでも、いろいろなパーツの大きさや位置それぞれに誤差があるから無視できなくなる。だから、仮組みの段階で様子をみて、組み立てを考えるのは、むしろ当然ではないかと思っている。

 まずは、上甲板に艦橋を置き、砲塔を仮組みのときに決めた順番どおりに艦首から、それぞれの台座にはめ込んでいく。この時点で、順番どおりというか、取り付け方を考えていないと、主砲の翼が邪魔になってはめることもできなくなる。

 

 この時点では、艦橋は位置を決めるだけで接着していない。主砲の方も、台座にはめただけでまだ接着はしない。このままの状態で、艦首の砲塔から、砲身を差し込んで具合を見る。砲身も、それぞれ、砲塔ごとに左舷から順番に並べているから、間違わないよう注意が必要だ。

 そして、角度が決まったところで砲塔を外して、砲身を差し込んで瞬間接着剤で接着する。接着したら、元の位置に戻すが、まだ接着はしない。こうして、それぞれの砲塔を順番どおり、砲身の角度を決めたら外して接着。そして、元の位置に戻していく。

 とにかく、順番が決まっているし、砲身や細かい翼がいろいろと干渉するから、うかつに接着してしまうと、はめたものが外せなくなるし、外したものがはまらないことになる。艦橋と主砲はアンドロメダの組立作業の中でも一番の難所といえる。

 このあと、艦橋と主砲は外したままで、船体周りのパーツを取り付ける。船体下に飛び出した補助エンジンからだ。ここは、すでに取り付けてある補助エンジンカバーの中に通して固定するだけなのだが、またしても、塗膜の厚みの見込み違いで、すんなりとはいかなかった。

 

 やはり、補助エンジンカバーの中も、ほんの少しではあるが見えてしまうから塗装している。これは問題ない。そこで、補助エンジンの方はカバーの中に入るところは塗らなかったのだが、わずかに塗料がはみ出していた。

 そのため、些細なことだが塗膜の厚みが2倍になって、簡単にははまらなくなった。無理をすれば通らなくもなさそうだが、文字どおり抜き差しできなくなっても困る。そうなると、補助エンジンカバーは小さいパーツで船体に固定しているだけなので、もぎ取れるおそれがある。

 しかし、今度は悩むことない。もう原因は考えるまでもないし、問題なのは、補助エンジンのカバー内に入るところにはみ出した塗料だということも分かっている。はみ出した塗料を削り落として、あっさりと一件落着だ。

 だが、塗装してから組み立てるのは、これで終わりではない。とくに塗りわけを考えて別パーツにした船体下部の前方のインテークには手間取った。ここも、インテークの吸気口部分だけ色が違うので、塗装しやすいようにと別パーツにした。

 

 ところが、元々は一体だったパーツを切り離したので、接着する部分にいくらか隙間ができてしまう。そこで、ぴたりと一体になるよう接着するために、吸気口部分の内側にインテーク内部に差し込むようにプラ板を追加している。

 だから、吸気口の差し込むところとインテークの内部も、塗膜の厚みを考えて緩めにしておいたのだが、ここでも、両方を塗装したから簡単にはまらなくなった。ということは、どちらかの塗料を削らなければならないのだが、構造的に作業し難いところだ。

 インテーク内部を削ろうと思っても、船体の方に傷を付けそうで手が出ない。吸気口の方は、単にプラ板を折り曲げたような形で接着しているだけ。支えも何もないから、力を入れての作業はできない。どちらを削る方が失敗が少なくて済むのか、いろいろと考えた。

 けっきょくは、吸気口の方を慎重に少しずつカッターナイフの刃で削り落としていった。さらに、船体に接着する部分も、端が塗膜の厚みで浮きがってしまうから、ここも削り落としておく。それでも、作業し難いこともあって、すんなりはまるところまではできなかった。

 

 その後、艦首のノーズを取り付ける。そして、艦尾の持ち手を外して、艦尾のメインエンジンを取り付けた。ここは、取り付ける位置や角度に気を使うものの、はめあいの苦労もなく、すんなりとことが運んだ。ここまでくると、すっかりアンドロメダの形になる。

 そして艦首波動砲の取り付けだが、ここで、思わぬことが起きた。というか、ある程度、こうなる恐れがあることは分かっていた。というのも、波動砲自体は単なる六角柱だが、艦首のブロックの方は先がわずかに細くなっている。入り口が狭いということだ。

 もし、楽に入るように入り口を広げたとしたら、収まったときは波動砲口の周りに隙間ができることになる。今までの、はめあいとは事情が違う。そこで、多少きついのは承知で押し込んだら、艦首のブロックのプラ板の接着部分が剥がれてしまった。

 といっても、波動砲が収まってしまえば剥がれたところも元の形に戻って、見た目は何の問題もなさそうだ。念のため、剥がれたとことに沿って塗料を流し込むように塗っておいた。まあ、パキッという音を聞いたときは、正直、血の気が引く思いがした。

 そして、艦首にある黒く塗ったパーツを取り付けて、艦橋と主砲を並べて位置を合わせたら艦橋を接着する。砲塔は台座にはめ込むだけにしておく。向きを変えることはできるが、いろいろ干渉するので、その場で回転させるのは無理だ。

 ようやく組み立ても終わり、これでめでたく完成、と思ったが、船体のあちこちに塗装の傷みが見える。組み立て作業中に付いた傷だ。まあ、もともと、塗り難い船体を筆塗りしたので、あまりきれいな塗装ではなかったが、やはり、もう少し塗装が固まるのを待てばよかった。

 ということで、もったいぶるわけではないが、本当の完成は来週に持ち越すことにする。ただ、塗装の傷んだところを手直しするだけで、たいした作業をするわけではない。例によって、合成した画像で飾りたいと思っている。お楽しみに。

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(C)Alester,2003/05/25