パテ修正 その1 |
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全パーツが揃ったところで、パーツの組み手へと進んだわけだが、ここまでで、だいたいのパーツは組み立てが終わった。といっても、アンドロメダでは、ほとんどのパーツが船体に組み込まれるようになっているから、組み立てたのは艦橋と主砲くらいのもの。 ということで、残りのパーツは船体に組み込むように接着していくのだが、このまま、いきなり船体に接着するわけにはいかない。船体も、とりあえず形ができているといっても、微妙な段差や合わせ目があるし、外板のへこみや出っ張りもあったりする。 先に、船体をパテ修正しておく必要がある。船体の外板がへこんでいるところにパーツを接着しても、パテ修正でパーツが埋もれてしまう。その逆に、外板が出っ張ったところにパーツを接着すると、パーツも浮き上がってしまうし、隙間を埋めるのが大変になる。 こんな状態で船体回りのパーツの接着すれば、左右対称というか全体的なバランスも悪くなる。それどころか、せっかく歪みのないように組み立ててきた船体が、パテ修正したことによって歪んでしまうかもしれない。これでは、パテ修正の意味がない。 かといって、とにかく船体をパテ修正すればいいというわけでもない。船体にただ接着するだけのパーツばかりではなく、船体に組み込むパーツとなると、船体のパテ修正の進み具合を見ながら、どこで取り付けるかも考えなければいけない。 |
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パテ修正や組み込みの作業がしやすいかどうかも大事だ。パーツを組み込むにつれて、パーツ周りの入り組んだところなどペーパーがけもやり難くなる。パテ修正は慎重さと根気の必要な作業だが、今回は、ただひたすらパテ修正すればいいというものでもないだろう。 そうはいっても、とにかく、船体にパテを塗っていかないと始まらない。まずは、外板の接着面やパーツの接着面といったところをパテで塞ぐ。それから外板のへこみのありそうなところ。船体のブロックの繋ぎ目やスジボリは埋めてしまわないように気をつけている。 この時点で、船体前方の構造物に付く水平翼は接着している。この水平翼は構造物と船体との取り合いがあって、接着部のパテ修正が必要なところ。大きさの割りに接着部が小さく、ペーパーがけで取れてしまわないか不安だが、ここで接着しておくしかない。 こうして、ほぼ全体を覆うようにパテを塗ったら、ある程度パテが乾くまで待つ。まあ、パテで形を作るようなことはしないから、そんなに厚く塗っていない。30分もあれば、そこそこの硬さになる。だからといって、パテが乾くまで、ただ待つのも時間の無駄だ。 |
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ついでというわけでもないが、船体だけでなく、他のパーツにもパテ修正が必要なところは、すべてパテを塗っておく。このあたりは、時間の無駄をなくすためもあるが、チューブから取り出したパテやシンナーをできるだけ無駄をなく使い切るためでもある。 それこそ、細かいパーツのパテ修正だと、使うパテの量も知れている。筆の先にほんの少しあれば充分だ。シンナーをつけた筆で直接チューブの口からパテを取って塗ることもある。が、パーツごとに、いちいちこんなことばかりしていられない。まとめてやれば手間も省けるわけだ。 そうこうしているうちに、初めに塗ったパテがある程度固まってくる。そこで、パテの引け具合や周りとのへこみ具合を確かめて、さらに、こういうところを重点的に、今度はパテを盛り付けるように塗っていく。これも、船体と他のパーツとひととおり作業して、パテが乾くのを待つ。 パテ塗りも2回繰り返したところで、パーツの方はだいたいいい感じになっている。パテの乾き具合も充分。あとは、余分なパテをヤスリがけやペーパーがけで落とせば出来上がるだろう。船体の方は、もう少しパテを盛って、乾くまでの間に、パーツの仕上げに入る。 艦首のノーズは、全体の形、とくに、向かい合う面の平行に気をつけながら形を仕上げる。先端の穴の周りと穴の形もヤスリとペーパーできれいにしておく。最後に、根元にあるスリットに入り込んだパテを罫書き針の先で取り除いておく。 |
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| 第一艦橋も側面の丸窓の周りと、後ろの噴射口の接着面の隙間がパテ修正の対象だ。こちらは、いろいろなパーツがいり込んでいて作業し難いところ。パテを塗るときも、窓の部分や側面下部のスリットなど、ペーパーがけできないところにはパテが入らないよう気を付けている。 それでも、パーツの入り込んだところは、ヤスリが入らないので、折り曲げたペーパーで磨くしかない。なかなか、パテを落とすのに苦労した。とくに、側面の丸窓の間は2つ折りにしたペーパーでも入らず、充分にパテを落としきれていない。 それに、磨く面もいろんな角度が付いているし、丸い面もあって、とにかく作業し難いパーツだ。むやみにペーパーがけしていると、付属しているパーツがきれいになっても、艦橋の角が甘くなってしまう。隙間ができないように作って、パテには頼らない方がよかったかもしれない。 メインエンジンノズルも、形だけ見ればよくできているように見える。が、翼の根元の接着部は当然として、パネルとパネルの間の部分には、内側の筒との間など、けっこう隙間だらけでパテ修正しなければどうにもならない状態だ。 |
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おそらく、色を塗ってしまうとほとんど目立たなくなるだろうし、この程度の隙間なら塗料で埋まってしまうだろう。だが、期待したとおりにならなかったら、それが塗装後ということになると、もう、後がないことになる。やはり、面倒でも手は抜けない。 ノズルの縁のところも、あとから、内側のスジボリをカバーするように内筒を入れたから、けっこう複雑な感じになっている。こういうところも、よく見ると隙間やはみ出した接着剤が残っていたりするので、シンナーで薄めたパテを塗って、仕上がり具合が分かるようにして作業している。 それに比べて、ノズルの内側はというと、この中にコーン上のものが入るから、奥のほうまでは見えなくなる。なんといっても、内側というのはヤスリやペーパーがけが難しい。うかつにパテを塗ると、余分なパテを落とすのに苦労してしまう。ということで、内側には手をつけていない。 翼も、翼を作るところでいったと思うが、先端の丸棒を接着したところはパテ修正が必要なところだ。ここも隙間も目立たないというか、あるかどうか探す方が大変かもしれない。しかし、前後のRの部分は、パテできれいに形を整えておくと仕上げが違ってくる。 |
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パーツのパテ修正がひととおり終わったところで船体の作業に戻る。とにかく、塗りたくったパテの余分なところを、ひたすらペーパーがけで落としていく。ここでは、細かいところにはこだわらない。船体全体のゆがみや外板のうねりを均すようにペーパーがけしていく。 ペーパーの裏にはプラ板で作った当て木をするのは当然とだが、むやみに力をいれて削れない。ブロックの断面や中心にはプラ板の支えがあるが外板の真ん中あたりは支えがない。力を入れると簡単にへこんで削れない。これは、ヤスリがけのときと同じだ。 パテ修正となると、それだけではない。プラ板を余り変形させると、合わせ目を埋めたパテに亀裂が入ってしまう。少しくらいなら流し込み接着剤で補修することもできるが、ほとんどはもう一度シンナーで溶いたパテを塗らなければならない。 そうやって、補修しても、ついついペーパーがけに力が入って、プラ板をたわませてしまう。すると、また、パテに亀裂を入る。パテ修正だけでも、時間のかかる根気の要る作業だというのに、外板のたわみという問題で、さらに神経を使わなければならない。 |
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それも、全体をまんべんなくペーパーがけしているときはよかったが、外板と外板の合わせ目とか、補助エンジン周りのところを念入りに隅々までパテを削ろうとすると、境目が浮いてパテに亀裂が入ってしまう。なんとも、厄介な問題を抱えたものだ。 これまでも、アンドロメダの外板といえば苦労の連続だった。船体は多面体の組み合わせだから、外板貼りは面の1枚1枚を貼り付けることにした。面と面の合わせだけでも面倒なのに、なにより外板の枚数の多さに思った以上に時間がかかったことを思い出した。 もう、パテ修正だけでも塗っては削り、削っては塗りという、3歩進んで2歩下がるといった感じで、なかなか進まないもの。ところが、今回は一進一退というか、せっかくいいところまで進んだところで、振り出しに戻るという感じで作業が進まない。 それでも、どうにか船体全体のうねりをや外板のへこんだところはまでは、どうにか修正できた。だが、外板の合わせ目やパーツの接着部分といった細かいところは、もう少し時間がかかりそうだ。ブロックの繋ぎ目やスジボリの彫り直しも必要だろう。 表面状態も、今のところ600番のペーパーだから、さらに800〜1000番で仕上げる必要もある。それ以前に、まだまだ、船体周りのパーツを接着、組み込みという作業を残している。完成は目前だとは思うが、そこまでの道のりは果てしなく遠いようにも思える。 |