主砲 その1 |
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補助エンジンの作業はまだ残っているが、簡易旋盤での作業は終わった。そこで、補助エンジンの残り作業は後回しにして、主砲の砲身を製作する。作業はヤマトのときと同じだ。画像もヤマトのときと変わり映えしないだろう。 違うとことといえば、ヤマトが主砲3門と副砲2門の構成なのに、アンドロメダは主砲4門だけということだ。主砲の数は増えたが、副砲がないから、トータルで見れば数も種類も減っている。作業は楽なようだが、デザイン的には難しいところがある。 簡易旋盤に、直径2mmのプラ棒を12mmほど出して固定し、モーターのスイッチを入れる。カッターナイフを刃を上に向けて、刃先を指で抑えるようにして持つ。そのまま、カッターナイフの刃先をプラ棒に当てて、直径1mmちょっとのところまで一気に削る。 |
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このとき、カッターナイフの刃がビビルと、かなり大きい不快な音が出る。夜中にやると嫁が怒る。削りカスも派手に飛び散る。といっても、小さいものだから、作業している周囲5cm四方くらいのものだが、後始末は大変だ。簡易旋盤の作業を、あまりやりたくない理由が分かるだろう。 また、一気に削るときは、カッターナイフの刃を立てている。よく切れるというか削れるが、刃先だけを手で動かしながら削っているから、どうしても山谷ができてしまう。対象物を回転させるだけで、送りは手作業の簡易旋盤だから仕方がない。 ある程度削れたら、今度は、カッターナイフの刃を水平に寝かせて刃全体をプラ棒に当てる。こうすれば、少しずつしか削れないが、山谷はできない。刃の角度によって微妙なテーパーもかけることができる。ノギスで寸法を確かめながら、直径が1mmになるまで削る。 |
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ここで、一旦、飛び散った削りカスを掃除する。カッターナイフや手についた削りカスもきれいに掃っておく。それから、削っているプラ棒の下に定規を置き、砲身の段差を作る。下の定規の目盛りを見ながら、だいたいの位置にしている。 文字どおり簡易旋盤だから、いい加減なものだ。目分量に近いが、長さ10mmの中でのことだから、そんなにばらつきは出ない。画像で見ても、余分も含めて、形の揃ったものを3本ずつ揃えて4門分用意してあるが、極端に違うとは思えないだろう。 これで、簡易旋盤の作業は終わりだ。作り忘れがなければだが。机の上の削りカスを刷毛で集め、部屋全体にも掃除機がけしておく。意外と削りカスが飛んでいて、床の上も指先でなぞると白っぽいものがつく。 |
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砲身をができたので、砲塔にも手をつけておく。これも、ヤマトのときと同じで、1.2mm厚のプラ板から削りだして作る。砲身を取り付ける上側と、台座になる下側に分けている。こうすれば、砲身を付ける部分を削るのが簡単だからだ。 とりあえず、1.2mm厚のプラ板に切り出す形を罫書いていく。砲塔の形ではなく、目安になる線だけを罫書く。それぞれの面を削るときは、この線まで。あっちの面を削るときは、あっちの線まで。後は、全体を見ながら、それぞれの面を削るという感じだ。 一通り罫書きが終わったらラフに切り出す。といっても、何の変哲もない12枚のプラ板でしかない。砲身のはまる部分はプラ板2枚をまとめてだと削り難くなる。先に、1枚分だけ切り抜いてから接着する。こうして接着剤が固まるまで置いておく。 |
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まずは、砲身のはまるところを先に削り出す。砲塔の全幅は7mmだが、砲身を取り付ける部分は5mm。ここに、直径0.9mmの3本の主砲と仕切りにする0.3mm厚のプラ板2枚が入るから、合わせて3.3mm必要になる。 1.7mm余裕といっても、左右でそれぞれ0.85mmになる。それに、塗料の厚みを考えておかないと取り付けに苦労する。あまり余裕はない。かといって、広げすぎると砲塔の幅も広げなければならないが、そうなると砲塔の作り直しになる。 この段階で、3本の砲身と2枚の仕切りが余裕で入るようにしながらも、むやみに広げないよう神経を使う。方針の入るところができたら、全体をだいたいの形まで削り出している。しかし、これ以上の形を出すのは船体ができてからのつもりだ。 |
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というのも、アンドロメダの主砲は、船体のデザインに合わせた形にしたいからだ。でないと主砲だけが妙に浮き上がる。ヤマトシリーズの戦艦の主砲・副砲の存在感と言うのか印象としては波動砲の陰に隠れて存在感が薄い。 しかし、ヤマトの主砲と副砲は、大艦巨砲の象徴である大和から引き継いだもので、必要不可欠なアイテムだ。それだけに、ヤマトの場合、存在感を示していれば充分とも言える。大和に近い無骨なものだろうが、未来的にアレンジされていようがかまわないところがある。 実際にマンガやアニメのカットを見ても、いろんなバリエーションがある。だから、作る上でも、デザインや寸法にこだわらず、雰囲気で、それらしい形にすればいい面がある。ディテールアップして多少オーバースケール気味になったとしても違和感はない。 |
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ところが、アンドロメダの主砲はというと、船体の一部のようにデザインされている。それほど存在感を示していない。むしろ、主砲がなくても違和感がないどころか、ない方がすっきりしてかっこいいように思う。 下手なものを作ると、船体から主砲が浮き上がってしまう。アンドロメダのデザインを壊してしまいかねない。だから、アンドロメダの船体に合わせた流麗な形が要求される。オーバースケールも許されないだろう。 しかも、アンドロメダの主砲は曲線が多く曲面で構成されている。ある程度の形までは、ヤマトと同じように作れるが、最終的には船体に合わせた、一体感のある形にする必要があるだろう。このあたりが、アンドロメダのデザイン面での難しいところだと思う。 |
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